荒海中情報

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6/19 個別に教えることも、やっぱりしたい

 本校では、ノー部活デーの放課後に、生徒が思い思いの勉強用具を持ち寄り自主勉強を行うための時間として、「放課後学習会」を月1回以上のペースで開催しています。
 家庭学習を進めていくためには、生徒は「自己マネジメント力」を身につけることが大切であると言われます。この「自己マネジメント力」の育成を目指し取り組んでいるのが「放課後学習会」です。

 生徒たちは、この時間になると自己の課題に即した勉強をはじめます。教科書を開き英語の予習をする生徒、数学の問題集に取り組む生徒、進路対策の学習教材にとりくむ生徒 と実にさまざまです。
 この時間、教師は複数で机間指導を行い、生徒の個々の疑問に答えたり、その取組に励ましを与えます。

 ところが、今年は個別に対応することに課題がありました。身体的距離をとることが求められているからです。マスク着用で接していると、説明を繰り返す内に教師側が苦しくなってしまいます。(これは授業中も同じです。)
 そこで、試験的に新しい道具を用い、教師の飛沫防止に挑戦してみました。飛沫が生徒に飛ばないので、接近してノートの確認や教科書の解説を行うことができます。
 
 身体的距離を基本に、マスク、フェイスシールドを併用して、授業や個別対応を行っていきます。

6/19 招かざる訪問者

 前回、本校の「招かざる訪問者」とはカモシカだとお知らせしました。

 しかし、「招かざる訪問者」は他にもいます。

 それは集団で訪れます。 それは大声で鳴きまくります。 それは近くの畑を荒らします。

 実は今日、久しぶりに、それの訪問がありました。地元猟友会の方のお話しでは、今日のような雨の降る日は、野生動物たちの動きが活発になり、いろいろなところに出没するそうです。

 学校としては、生徒の安全・安心を確保するため、職員が大声を出したり、爆竹を鳴らしたり威嚇をして追い払います。時には威圧のために、木刀を持って追いかけます。

「招かざる訪問者」との戦いは続きます。

6/16 RSTに挑戦!

 RSTとは、「リーディングスキルテスト」の略称です。

 本年度本校は、福島県教育委員会から「AI時代を生き抜く読解力向上事業研究協力校(キラリ校)」の指定を受けました。今後、基礎的読解力向上につながる指導法の実践研究に取り組む予定です。

 今日は、まずは生徒の実態把握のための第1回目のRSTを1年生に実施しました。明日は2年生を対象に実施します。

6/15 全校集会

 本年度が始まって、はじめて体育館で「朝の全校集会」を実施しました。全校生徒が体育館に集合するのも、1年生が体育館での全校集会に参加するのも、初めてです。
 身体的距離をしっかりと確保し、生徒会役員の進行のもとスムーズに会を進めることが出来ました。
 校長講話では、「ウィズ・コロナ」のもと、新型コロナウイルスの持つ3つの顔(感染)をよく理解し、共存していくことの大切さについて話がありました。ちなみに3つの顔(感染)とは、①病気そのものの感染、②不安・恐れの感染、③偏見・差別の感染を意味します。

6/13 「心」を守り、「心」をつなぐ

 荒海中の校庭側裏山(通称らくだ山)に刻まれている心の草文字は、昭和50年代に当時のPTAが切り開き刻んだものです。それ以来、代々PTAが刈り払い作業を行い守ってきました。
 近年はPTA奉仕作業の一環として、年2回刈り払い作業を実施しています。ところが今年は感染症流行拡大防止のため、第1回目のPTA奉仕作業は中止となってしまいました。
 しかしながら、心の草文字の刈り払いだけは実施すべきとなり、6月13日(土)の早朝、PTA総務委員と本部役員の有志が集まり、作業を行いました。あいにくの雨となってしまいましたが総勢15名程度が集まり刈り払い作業を行うことが出来ました。有志の皆さんありがとうございました。
 心の草文字は、本校教育の根本理念「ななもりの心」のシンボルです。この思いはいつまでもつないでいきたいと、親も子も教師も思っています。