こんなことがありました!

4年 田島万古焼き

 本日、4年生の総合的な学習の時間「荒海探検Ⅱ」で、荒海地区の伝統文化である『田島万古焼き』に挑戦し

ました。

 子供達は、勝三窯の室井幸子先生からの説明を受け、地元の山からとれた粘土を楽しそうに、こねたり、ちぎ

ったり、形づくったりしての手びねりで、たくさんの個性あふれる作品を作りました。

 田島万古焼きは、江戸時代に起源をもち、全国でも珍しい手ひねり万古として指紋を活かし力強さの中にぬく

もりを感じる陶器です。特に、縁起物のカエルの湯飲みや振ると音がするサイコロ入りの急須は人気があり、地

元の誰もが、現在まで日常品としてだけでなく、南会津のお土産や様々な場面での贈り物としてつかってきまし

た。

 そんな歴史、そして郷土のあたたかさにあふれた伝統文化に触れ、実際に手びねりで仕上げた自慢の作品を見つ

める児童達は、とてもうれしそうで、さらに満足げな様子でした。窯入れされ完成した作品がどのような出来ばえ

になるか、楽しみです。