南会津中学校からのお知らせと出来事

2020年11月の記事一覧

もしもの時には

11月19日(木)に2年生が救命救急講習を受けました。

南会津消防署伊南出張所員の方に講師となっていただき、普通救命救急について学びました。コロナ関連もあり、多目的教室をパーティションで2つに分けて、班ごとの距離を取って実施しました。心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用、気道異物除去などについて、午前中に3時間かけて教えていただきました。

いざという時に、スムーズに・・・とまではいかなくても、命を守るための知識とスキルを生かすことができるよう真剣に学んでいました。胸骨圧迫の時はなかなか強く押せなかったり、AEDのパッドを適切な位置に貼ることが難しかったりしました。なかには胸骨が潰れるかと思うほど押している人もいましたが、自分に当てはめてみると「心臓が止まるより、骨折の方がまだましかな?」と思いながら見ていました。みんなの真剣な取り組みに感謝!

福島県民なら

福島県民なら誰でも知っておいてほしい知識として、震災と原発事故に関するものがあります。

11月16日に全校生徒で原発事故に伴って起きた放射線に関することや風評による被害について学習をしました。

来年の3月には10年目を迎えることになりますが、汚染水の海洋放出が問題になっていることや相変わらずの風評被害など頭を悩ます状況には変わりがありません。このことは誰にでも知っていてほしいことですが、福島県民ならなおさら現状を含めて知っておきべきことです。コロナウイルス感染症に関することもそうですが、放射線も見えないという点では一緒で、それが不安につながっています。今日の授業で学んだことが身についてくれることを一福島県民として願っています。