桧沢小の出来事とお知らせ

3,4年生の学習の様子から

 3年生の社会科の学習は「農家のしごと」の学習に入りました。

 仙台でさかんにつくられている「曲がりねぎ」。

 「では、南会津でさかんにつくられているものは何だろう?」というところから学習がスタートしました。

 

 「アスパラガスじゃない?」「ほうれん草だよ」「この前見てきた“さるなし”じゃない?」「南郷トマトも有名だよ」…

 

 子ども達の思考がスタートしました。生活体験と結び付けながら一生懸命考える子ども達。

 収穫量のグラフを見るとダントツであの野菜が…。

 

 そうです。「トマト」です。

 なんと南会津町のトマトの収穫量は県内で1番。日本全国で見ても13番目の収穫量なのだそうです。

 県内1位、全国13位の響きに子ども達からは大きな歓声が…

 今後は「なぜトマトの生産がさかんなのか?」について学習をしていきます。

 この学習を通して、町に対する誇りや愛着を育てていきたいと思います。

 

 4年生の理科は「とじこめた空気と水」の学習。

 前回の学習で「とじこめた空気」の特徴を学んだ子ども達。

 押すと縮み、また元の体積に戻るという特徴。実際に実験キットを使って、押す感覚やピストンが戻る様子を熱心に観察した子ども達。

 今回は「空気」ではなく「水」を入れての実験です。

 

 「あれ!1mmも動かない」「すごく重い」「空気の時と全然違うよ」

 「水の量が多い時と少ない時では違いがあるのかな?」

 「水と空気を半分半分にしたらどうなるのかな?」

 

 次から次へと疑問がわき、楽しみながら実験を行う子ども達。

 

 身の回りにある「空気」と「水」。

 今まで当たり前のように見てきた「空気」と「水」ですが、この学習を通して、これまでとちょっと違ったとらえにつながっていきそうです。

 こうした理科的な見方のできる子ども達を今後も育てていきたいと思います。