こんなことがありました!

9/8 教育目標をめざして~「思いやり」をはぐくむ

本校の教育目標は「自立・健康・思いやり」です。

過日、発行された第2学年の「学年通信《繋(つなぐ)》」に以下のような記事が載っていました。
校長としてとてもうれしく思う出来事でした。

 田島地域にある高齢の女性が暮らしていますが、その女性は腰の調子が悪く、まっすぐに立つことが難しい状態でした。
 ある日、その女性の住む家の蛍光灯が切れてしまいましたが、腰の状態が悪く、台の上に乗ることもできず、蛍光灯に触れることができないので、しばらく蛍光灯が使えない暗い中で生活をしていました。

 暗い中で生活していたので気持ちも暗くなっていたところ、外から元気な若い男性の声が聞こえてきたので、その女性は思いきって外に出てその男性2人に声をかけました。「家の電気を直してほしいのですが・・・」との女性の助けに、その2人の男性は快く引き受けました。女性の話しをよく聞いて、すぐに蛍光灯がつくように直してあげました。
 女性は何度も感謝の言葉を言いましたが、それでも感謝が足りないと、男性2人に家にあったジュースやお菓子をお礼に差し出しました。
 しかしその男性は「そんな!もらうほどのことはやっていないですよ!大丈夫です!」と優しく丁寧に断って、その女性の家を後にしました(格好いい男性ですね!)。女性は男性が去った後も何度もお辞儀をしていました。

 ・・・9月8日(木)夕方、地域の高齢女性の方から学校に電話がありました。その内容は感謝を伝えるもので、「大変立派で素晴らしい生徒が田島中にはいるんですね。」と話してくださいました。そうです、上記の内容は電話の女性でした。そしてその男性とは、2年生の星野快斗くんと1年生の渡部一颯くんでした。
 女性は「本当に感謝してもしきれません。こんなに優しい生徒がいることを是非ともみなさんにお知らせください。」とおっしゃっていました。