「つゆじ」は、祝い事、お祭り、お正月、

お葬式などに作り続けられてきた伝統的な

郷土料理です。

　福島県の他地区の「こづゆ」、「ざくざく」

にも近い汁物。名前の由来は、あまりのおい

しさに汁を重ねるため「汁重」→「つゆじ」

になったと言われます。

　特に、豆腐を藁で巻き茹でた「つと豆腐」や

貝柱からとった出汁などが特徴的で、郷土田島

を否応なく実感できる伝統料理です。

　先週金曜日、１年生の家庭科の授業で、その

「つゆじ」作りが行われました。講師は、元本

校職員でもあり、ご退職後はNPO法人などで郷

土料理を作り、その伝統を継承されている荒川

美和子先生でした。

　藁で豆腐を巻いてゆでたり、食材を丁寧に切

ったりして調理し、みんなでおいしいつゆじを

いただきました。

　木曜日にも１年生で実施されます。お子さん

達は伝統的な味を守り、広める一員としての経

験を積みました。

　その様子をお伝えします。