1学年調理実習③【郷土料理作り】
2025年12月2日 19時35分12/1(月)、1学年最後の調理実習として、郷土料理作りを行いました。
調理するのは、「しんごろう」と「くじら汁」。講師として、地域の方々5名をお招きしての実習です。
「しんごろう」はじゅうねん(えごま)をすりおろして味噌や砂糖を混ぜ合わせた「じゅうねん味噌」を、つぶしたご飯に塗って、炭火で焼き上げた郷土料理です。
「くじら汁」は、塩漬けしたくじら肉(塩くじら)を、ニンジンやじゃがいもなどの野菜と一緒に煮込んだみそ汁で、海から遠い会津で、保存のきく塩くじらを食材として活用したスタミナ食です。
どちらもお祝いの席で食べられてきたこの地方の伝統的な郷土料理です。
生徒たちは、小学校の時にも体験していたということもあり、とても手際よく作業を進めていましたが、中学生として改めて郷土料理作りを行うことで、自分たちの地域に伝わる伝統的な食文化について実感することができていました。
ご指導いただいた講師の方々、本当にありがとうございました。