学校では毎年、校内で先生方が授業に関する研究テーマを決めて授業に取り組み、その成果（先生方の授業の工夫）を話し合います。

今年度の舘岩中では、

「自ら学び、学力の向上を図る生徒の育成」

～「インプット」「アウトプット」を意識した授業づくりを通して～

という研究テーマを掲げて、研究授業を行っています。２年生では、国語科の校内研究授業が行われました。

古今和歌集や枕草子を題材に、平安時代の作者が感じた「春」と「夏」の良さを比較し、自分なりの文章を考えていく授業でした。まずは音読、現代訳などで文章の意味を捉えていきます。

次に、作者の良さがどの言葉に表れているか、考え、発表しました。「紫だちたる雲」「雨」・・・

最後に、自分の考えた「春」と「夏」の良さを古文にして発表しました。

作者が「月」や「闇」なのに対して、生徒からは、「ミッドナイト」など発想豊かな発表がありました。生徒の発想にはいつも驚かされます。

この後、事後研究会を行い、発問のしかた、授業の流れ、意見の取り上げ方など、先生方で様々な意見交換を行いました。