福島県では、毎年「福島県学校関係緑化コンクール」を行っています。先日、今年度本校がコンクールに応募するにあたり、県の本庁農林水産部、南会津農林事務所から担当の方々が本校を訪れ、現地調査を行いました。

「緑化」と言っても、都市や団地、山間地域などで様々な取り組みの違いがあります。本校は、山間地域にあるため、花のプランター作りだけではなく、地域のお店の見学や職場体験、森林体験学習など、緑化に関する学習の幅を広げ、学年行事などを含めながら取り組んでいます。今回の現地調査では、山間地域の緑化とはどのようなものか、生徒や地域にどのように根付いているのかなどを、担当の方に丁寧に説明しました。

南会津町は、約９３％が森林地帯です。本校では、理科や社会、技術・家庭科などの教科の学習を基礎として、身近なプランター作りから始まり、さらには地域の森林に目を向け、自然とともに生き、自然を活かすことを生徒とともに学んでいます。学校の緑化が、少しでも町の良さを活かすことにつながればと考えます。