中学校では、教員の指導力向上と情報交換を目的とした「中学校教育研究会」という組織があります。今日は南会津郡の代表の先生方が集まり、その「第二次研究協議会」が本校で行われました。本校教諭が道徳の授業を行い、その内容について参集した先生方で協議を行いました。

「六千人の命のビザ」という杉原千畝さんの物語の題材で授業を行いました。

全校生が４つのグループに分かれて活動しました。

まず、グループごとに先生の範読を聴きました。内容理解の工夫として、Youtubeなども用いて、動画で内容のおさらいもしました。

授業者の先生から質問が出され、グループごとに考えて発表し、考えを共有しました。

次に、学んだことを自分事として振り返りました。今回は意見が拡散しすぎないように、SDGｓを取り入れて生徒の意見を集約しました。

グループに入っている先生は、考えを誘導しないように注意しながら、生徒へアドバイスしました。

さらに各グループで自分たちが考えたことをまとめて発表し、全体で共有しました。

授業後、先生方で授業の振り返り（事後研究会）を行いました。

先生方からは、活発な質疑応答があり、様々な授業の工夫や指導法が話し合われました。生徒は何を考えどんな力がついたのか、発表までのプロセスは他にどんな方法があったのかなど、今後の授業力向上につながる有意義な協議が行われました。最後に、南会津教育事務所の指導主事の先生から、今日の授業について指導助言をいただきました。

代表で授業を行ったＨ先生、参加していただいた南会津郡内の先生方、雪道で足もとのわるい中、ご参集・ご協議、ありがとうございました。