荒海中情報

自然環境学習【1学年:田代山】

地域の自然や環境保全についての理解を深めることを目的に1・2年生で実施しました。

 

1学年は、福島県と栃木県の県境に位置し、尾瀬国立公園の一部である田代山を登りました。

田代山は山頂部が大地状の高層湿原になっている、世界的にも珍しい地形の山で、山頂の湿原には多くの高山植物が観察できます。

  

 

猿倉登山口を10時頃に出発し、ガイドさんの説明を聞きながら2時間ほどかけて山頂に到着しました。

   

出発時は晴れていましたが、途中から雲行きが怪しくなり、昼食を食べ終えたころには雨が降り始めました。

すぐに雨具を着用し下山を始めた矢先に雨が強まったため、避難小屋で雨が弱まるのを待つことに。

およそ20分ほどで雨が弱まったため、再度下山を始めました。

   

濡れた木道やぬかるみで滑ったり、尻もちをついたりする生徒(教員)が出ましたが、大きなケガなく無事下山することができました。

  

希少な高山植物を観察できただけでなく、避難小屋の利用や天候の急激な変化など、多くの貴重な体験ができた登山となりました。

 

ガイドを務めていただいた高瀬様、菊池様、安全な登山にしていただき、ありがとうございました。