荒海中情報

5/18 授業中の飛沫をどう防ぐか

荒海中学校でも昨日(5/18)から分散登校が始まりました。
当日は1年生が登校し、久しぶりの学校生活を喜んでいました。

昨日(5/18)は、授業再開に向けてのある課題について、2つの対応取組を行い、生徒の感想を聞く事を行いました。題して「飛沫防止対応作戦」です。
感染予防の授業を行っていく上で課題となるのが、授業中の教師が出す飛沫をどう防ぐかです。どうしても、教師が生徒の前で話さない授業を行うことはできません、そこで2つの方法を考えてみました。

①ビニールシート作戦
 店舗でよく行われている、透明ビニールシートで飛沫を防ぐという作戦です。確実に防ぐことはできますが、シートの反射などで、生徒の視界を確保することが難しいことが分かりました。生徒の着席する場所によっても、見づらい場所があり疲れてしまうようです。大きな透明アクリル板の設置もありますが、経費を考えると別な作戦を考えた方が現実的だと思います。

②身体的距離確保作戦
 国の通知では、「咳エチケットを行わない場合、くしゃみや咳のしぶきは約2mまで」届くので生徒の座席は「生徒同士の距離を1~2m」以上保つとあります。これに準じて、黒板・教卓・教師から1~2m間隔を置いて生徒の座席を配置することにしました。教師の説明は、くしゃみや咳よりは飛沫が少なく十分対応できると考えました。生徒からの感想も良好でした。声の大きさや、黒板から遠くなるので、板書の文字の大きさと近視生徒の座席には配慮が必要です。

教室の換気や咳エチケットに配慮しながら、授業を進めて行かなくてはならないと改めて意識を高く持ちました。