1/25 薬物乱用防止教室
本日1校時目に、学校薬剤師の樋口先生をお招きし、ななもりホールで薬物乱用防止教室を行いました。
「薬物乱用防止」という言葉。「薬物」とは危ない物、違法な物で、存在しない方が良いと感じる人もいるのではないでしょうか。どちらかと言えば、否定的な印象を受けます。
しかし、「薬物」は私たちが生きていく上で、必要なもの・なくてはならないものであり、正しい知識を得た上で、適切に活用すべきであるというお話を皮切りに、いわゆる「覚醒剤」や「麻薬」というものが、私たちの暮らしの中でどのように関わっているか、「薬」の概念、「医薬品」とは何か、「風邪薬」それ自体が体を治すものではないこと、東洋医学や西洋医学の違いなど、かなり多くのことを教えてもらいました。
最後に樋口先生より、「今日覚えたバラバラの知識が、ある時自然に結びつくことがある。そのとき勉強の仕方がわかり、そこから本当の勉強が始まるから、今学校で教えられることを一生懸命覚えなさい。」と深い示唆に富んだメッセージが生徒に送られました。今、全てを理解できなくてもいいから、とにかく教えを吸収しようとすることの大切さを教えてもらいました。
私自身、非常に勉強になった有意義な1時間でした。