本校では、朝の全校朝会の時間を利用して、年間５回、全校SSE（ソーシャルスキル教育）に取り組んでいます。
ソーシャルスキルとは、社会の中で人と円滑にかかわっていくために必要な技能のことで、「コミュニケーション能力」や「感情のコントロール」「共感力」などが挙げられます。

今日は今年度第１回目の全校SSEとして、「自分のよいところ」について考えました。
はじめはなかなか自分のよさを考えられない子も見られましたが、担当の先生の話や友達の発表を聞きながら、「それならぼくも…」「わたしだったら…」と、自分自身のよさについて考えることができていたようです。

わたしたち大人もそうですが、自分のよさ（長所）を自分自身で感じることはとても難しく、気づかないことの方が多いのではないでしょうか。

でも、誰にでも「よさ」はあります。

国語や算数などの学習で、「これまでの自分」や「今日の自分」を振り返るときがありますが、どうしてもまだまだな自分に目が向きがちですが、視点を変えれば「向上心」の表れと捉えることができます。

本校では引き続き、全校SSEの活動だけでなく、教育活動全体をとおして、子どもたち一人一人のよさを見つけ、褒め、伸ばしていきたいと考えています。

お子さんにとって、おうちの方から褒められることが、一番の「心の栄養」です。
「なんだか照れくさい」という声も聞きますが、ぜひ、お子さんのよさを言葉にして伝えてみてください。