親子で星座ハンティングはいかが?
【夏の第三角(はくちょう座、こと座、わし座)】
 8月の夜8時頃、南郷から東の山々に目を向け、ゆっくり上に視線を動かしていくと、目立つ3つの星が見えます。それが『夏の第三角』です。下の写真をクリックするとビデオが再生されます。見ると、夜空でのイメージをつかみやすいかもしれません。
 白鳥座の1等星デネブ、琴座の1等星ベガ、鷲座の1等星アルタイルが三角形を作っています。中国発祥の「七夕物語」では、ベガ=おりひめ星、アルタイル=ひこ星でおなじみですね。ギリシャ神話では、琴座に「オルフェウスのたて琴」という悲しい物語がついています。


【北斗七星(おおぐま座)】
 8月の夜8時頃、南郷から西の山々に目を向け、ゆっくり上に視線を動かしていくと、目立つ7つの星が見えます。それが『北斗七星』です。これもビデオを用意してありますので、どうぞ。
 日本では、ひしゃくの形の北斗七星として知られます。実は2番目の星は双子星で、ようく見ると小さな星がすぐ横に並んでいます。昔々は視力の検査にも利用されたそうです。ギリシャ神話では、大熊座に、これまた悲しい物語がついています。

【ペルセウス座流星群】
 連続して流れ星を見つけやすい夜として、毎年8月のちょっとした話題になります。
 夏の第三角を見つけられるようになったら、それがちょうど頭上に来る頃、8月は夜11時頃、北の空に視線を落とすとペルセウス座が昇ってきます。その周辺が流星群の出やすい空です。夜遅いので、何かのついでに機会がありましたら。

【スマホ・タブレットの利用】
 向けた空に見える星座を表示してくれる便利な無料アプリがあります。無料とはいえ、GPSで方位に合せて星座の図が入れ替わったり、指先一つで拡大・縮小できたりと、実に便利です。何かと物議を醸す情報機器ですが、要は道具ですから、良い利用と危険な利用とをわきまえることが肝心。星の見える南郷では、子どもにも良い利用法ではないでしょうか。


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