南郷小のお知らせと出来事

2015年12月の記事一覧

今年最後の読書タイム

 今日は、今年最後の読書タイムです。 1年生のみんなは、今年お気に入りの本は見つかったでしょうか?
  読書は、言葉を知ることはもちろんですが、物語の世界に入り込む経験から情操を豊かにし、文字を基にイメージを描く経験から抽象的に考える力を高めます。現代を生きる上で大切な力を育んでいきます。
 4年半前、校長は、原発事故のため会津若松に開校した大野小・熊町小に、かき集めた本300冊を届けました。たかが本も、手が届かなくなってしまった人にとってどれほど価値あるものか、強く感じさせられました。南郷小の子ども達にも、食わず嫌いで立ち止まらず、ぜひいろいろな本に手を伸ばしてほしいと願ってやみません。

南郷の年越し料理、5年生

 今日は、5年生が南郷の伝統的な年越し料理作りを体験しました。辺見美代子様はじめ4名の方に講師をしていただき、 7名の保護者の方にもお手伝いいただきました。
 大人の料理教室かと思うほど、きちんと手順を踏んで、5年生が料理をしました。食べる時には、料理一つ一つに込められた願いや、器にも気を配ることを、お話しいただきました。 校長は「ニシンの漬け焼き」を初めて味わいました。調理法を見て鮒寿司のような味を想像していましたが、もっと柔らかな味わいでおいしくいただきました。
 2年前に世界無形文化遺産となった『和食』の心を感じる、貴重な体験活動です。 講師の皆様、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

LED、赤、緑、そして青

 今日は、全校朝の会で、LEDの話をしました。この時期、町のあちらこちらでピカピカ光っていて、子ども達はよく目にしています。
 校長が小学生の頃は、赤と緑のLEDしかありませんでした。その後、昨年度のノーベル物理学賞の青色LEDが発明され、光の三原色が揃ってほとんどの色を赤・緑・青の混ぜ合わせで作ることができるようになったというLEDストーリーです。
 子ども達の歓声が大きかったのは、手作りのLEDネックレスを光らせた時と、光の 赤・緑・青を同じだけ混ぜると白になる話、そして大量生産によって値段が100分の1になった話でした。

研究授業、6年生

 小1~中3の棒グラフが黒板に貼られ、「中1からぐんと増えてるこのグラフ、何を表しているんだろう?」 そんな問いから授業は始まりました。
 グラフの正体は、不登校の人数です。不登校もいじめも遠い町の出来事のように育ってきた6年生に、進学を前に考えさせたいと組んだ授業です。
 いじめを見かけたとき被害者も加害者も南郷小出身の同級生だったら、自分はどうするか。見かけた両者とも他の学校の生徒だったら、自分はどうするか。正義感と自分を守る気持ちとの間で心が揺れながら、考えた道徳の授業でした。

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PTA教育講演会を実施

 今日は、授業参観・懇談会に続き、PTA教養委員会の主催で教育講演会が行われました。講師は、南会津児童相談所の心理判定員 青木昭宏様、演題は、『子どもとのかかわりを良くするプログラム』です。
 「私たち子育て世代の多くは、実は誉められて育ってきた世代ではないのです。だから、子どもを誉めることが大切と頭で分かっていても、そのモデルを知らないから実行するのが難しい。」という一節が、印象的でした。
 子どもと向き合っていくためのヒントを、保護者の皆様と共有できたと思います。講師の青木様、準備していただいた委員の方々、ありがとうございました。