２４日（金）、大規模地震の発生を想定した避難訓練を実施しました。災害はいつ、いかなる形で発生するか分かりません。生徒一人ひとりが自らの命を守る行動を迅速にとれるよう、緊張感をもって訓練に臨みました。

避難訓練に続き、地震の二次災害として最も恐ろしい火災を想定した「煙体験」も実施しました。会議室には、人体に無害なスモークが充満しています。生徒たちは５人ずつのグループに分かれ、煙が充満した室内に入りました。 「全く前が見えない！」「息が苦しい感じがする！」 わずか数メートルの距離が非常に長く感じられたようで、生徒たちからは驚きの声が上がっていました。煙は上に溜まる特性があるため、姿勢を低くし、ハンカチなどで口と鼻を覆い、壁伝いに避難することの重要性を、身をもって学ぶ貴重な体験となりました。

２１日（火）、見事な「秋晴れ」に恵まれ、恒例の行事、「秋空探勝会（あきぞらたんしょうかい）」が開催されました。

「探勝会」というと、野山を散策するイメージかもしれませんが、本校の探勝会は一味違います。舞台は、いつもの「中庭」。仲間たちと協力して料理を作り、皆で味わう野外クッキング・パーティーです！

メニューは各グループの完全オリジナル。お腹も心も温かく満たされた「秋空探勝会」。 単に料理を味わうだけでなく、準備から片付けまでを全員でやり遂げたことで、クラスの絆も一層深まったようです。

秋空の下、また一つ、忘れられない学校の思い出ができました。

１０月１日から約３週間、本校で教育実習を行っていた渡部和子先生が、本日、実習の最終日を迎えました。

和子先生は、将来「養護教諭」になることを目指しており、主に保健室での実習や、各クラスでの保健指導を中心に、生徒たちと向き合ってくださいました。また、１年生では研究授業を行いました。最終日の今日は、生徒たちが最後まで名残惜しそうに挨拶を交わす姿が見られました。

渡部和子先生、３週間本当にありがとうございました。 生徒たちの心と体に寄り添える、素敵な養護教諭になってください！ 南会津中学校一同、心から応援しています！

１８日（土）、秋晴れの空のもと、清稜祭（校内文化祭）が盛大に開催されました。今年のテーマ「The best ever ～最高の清稜祭～」を掲げ、生徒たちはこの日のために長期間にわたり準備を進めてきました。

当日は、多くの保護者の皆様、地域の皆様にご来校いただき、生徒たちの学習の成果と情熱が詰まった発表・展示をご覧いただきました。誠にありがとうございました。

合唱コンクールでは、 各学年が校歌と自由曲の2曲を披露。緊張した面持ちでステージに上がった生徒たちですが、指揮者と伴奏者に合わせ、練習の成果を存分に発揮しました。 特に3年生の合唱は、最上級生としての誇りと仲間との強い絆が感じられる圧巻のハーモニーで、会場全体を感動で包み込みました。

各学年のダンスパフォーマンスでは、会場が熱気に包まれ、一体となりました。

学年発表では、どの学年も完成度の高い圧巻の演技でした！

本番を迎えるまでには、意見がぶつかったり、練習がうまくいかなかったりしたこともあったでしょう。しかし、それらを乗り越え、クラスの仲間と「一つのもの」を創り上げたこの経験は、生徒たちにとって何物にも代えがたい財産となったはずです。

ご来場いただきました皆様の温かい拍手が、生徒たちの何よりの励みとなりました。 この清稜祭で得た達成感と団結力を、今後の学校生活、そして生徒たち未来へとつなげていきたいと思います。ありがとうございました。