こんなことがありました!

2023年12月の記事一覧

150年の終業式

 「1873→2023」 創立150周年の節目の年をまとめる第2学期終業式が行われました。

 校長先生からは、冬休みに「150周年の行事」や「昔の荒海小学校」について家族と話すとともに、

言葉と目標を大切にして元気いっぱい、笑顔いっぱいに過ごしてほしいという話がありました。

 

 【児童代表生徒の発表の様子 (左から3年生、1年生、5年生)】

 また、上の写真のように児童代表3名が「2学期の反省と冬休みの目標」を発表しました。それぞれ

立派な内容でした。

 《3年生 湯田晴馬さん》

   国語で文章が上達したり、図工で納得のいく作品ができた。また、あいさつを頑張った。

   冬休みは、宿題を早く終わらせ、いとこと遊んだり、スキー用具をしっかりと点検したい。

 《1年生 馬場陽翔さん》

   算数のたし算、ひき算を何回もやって、検定テストも合格できてうれしかった。

   冬休みは、風呂掃除を毎日やるなどお手伝いをして、自分の事は自分で出来るようにしたい。

 《5年生 渡部 樹さん》

   算数では友達と教え合い、自主学習で復習したため、テストで100点がとれてうれしかった。

   冬休みは、宿題を早く終わらせ、家庭科で習ったことを生かして、米とぎ、風呂掃除をする。

 

  【郡書写コンクールの賞状伝達】  【終業式会場の様子】     【今朝の七ヶ岳】

 

  郡書写コンクール優秀賞の賞状伝達もありました。5名の皆さん、おめでとうございます。

 1年 渡部椛香さん、2年 君島唯華さん、3年 湯田絢美さん、4年 室井陽音さん、渡部優芽さん

 みなさん、おめでとうございます。

 

  最後に、今年一年、保護者、そして地域の皆様には、150周年記念事業をはじめ、本校の教育活動

へのご理解、ご支援、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。どうぞ、良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなちがって、みんないい昼休み

 子供達は、「遊び」の天才です。

 2学期『最後の昼休み』の荒海小学校です。

 

 ①校庭で雪遊び隊:滑ったり、転がったり、自由自在

 ②縄跳びチャレンジ隊:「なわとびコンテスト」でランキング1位になってヨーグルト、ゲットだ!

 ③スポーツもっとし隊: 体育館は、3人だけの貸切ドッジボール、卓球場は上学年男子が卓球名人戦

 ④自由に過ごし隊:  いろいろな場所に、いろいろな楽しみを追求する遊びの達人たち

 【お楽しみ会、やりきっ隊】   【ピカソを超え隊①】      【ピカソを超え隊②】    

 【絵本を読み隊】        【お片付けを手伝い隊】         【折り紙♥手先が器用隊】

 

学びの風景 ~ 2023 冬 ~ 

 2学期も、今日と明日の二日間。

 一度、降り積もった雪も溶け始め、校庭はご覧のように土も見えています。

 しかし、今日からクリスマス・イブにかけ断続的に雪の予報。ホワイト・クリスマスとなりそうです。

新雪に朝日のやわらかい光輝く中、サンタさんからのプレゼントをワクワクして開くために、各クラスで

真剣に学んでいる子供達の姿をご覧ください。 

【1年】宿題をもらったよ    【2年】「絵本作家になるよ!」 【3年】学級通信で冬休みの確認

【4年】算数テストの見直し        【5年】英語でビンゴ・ゲーム   【6年】思い出桜で校章バッジ制作

【あおば】算数テスト「完璧だ」【6年制作 校章バッジのある風景】【S62年度卒業制作・万古焼の校章】

 

みんなで「かくれんぼ」

 小学生は「かくれんぼ」が大好き。

 今回、放送委員会企画の「学校全体かくれんぼ」が開催されました。先週から、休み時間に下見するなど

活発な準備風景が見られ、みんなが楽しみにしていました。ある6年生にとっては、夢にまで見た企画との

こと。

 今日は、まず体育館に集合して縦割り班で上級生が下級生にルール確認をしました。そして、スタートの

合図で思い思いの場所に向かい、息をひそめていました。各ポイントのいる先生方も静かに、そして笑顔で

見守っていました。

 全員かくれると鬼役の放送委員が名簿をもって探索。校舎内からは「うあ~!」、「見つかっちゃた~っ!」

という声が聞こえてきました。見つかった人は体育館へ戻り、互いに談笑するなど、こちらも楽しそうでした。

 今回、最後まで見つからなかった「2023・かくれんぼ名人」は9名

 放送委員が名人達にインタビューすると、かくれていた場所について発表。みんなからは驚きとともに、

大きな拍手が送られました。

 クリスマス前の心温まる素敵なイベントでした。

郷土食「つゆじ」を引継ぐ

 今日は、5,6年生が郷土料理「つゆじ」づくりに挑戦しました。

 「つゆじ」は、南会津町で祝い事、お祭り、お正月、お葬式などに食べられてきたふるさとの味です。

新鮮な魚介類を手に入れるのが困難な雪深い山里では、新潟から運ばれてくる干し貝柱や煮干し、鰹節、

棒鱈、身欠き鰊など保存できる海の幸を上手に使った料理がたくさんあります。

 郷土料理の代表格でもある「つゆじ」は干し貝柱メインのだし汁で、つと豆腐、里芋、ニンジン、きく

らげなどを基本に、各家庭で選んだ山の幸を煮込んだ汁物です。

 「発見みなみあいづ町ペディア」には、あまりにもおいしいので、食べた人が「汁を重ねる」ことから

「汁重(つゆじゅう)」→「つゆじ」となったと言われます。会津の他地域では「こづゆ」と呼ばれます。

 さて、つゆじの具の「つと豆腐」は、今から50年前ぐらいまでは、各家庭で木綿豆腐を藁で包み、塩

茹でして作っていました。保存期間が長くなること、藁の跡が鳴門のようになり目出度いこと、豆腐に隙

間ができ汁で煮込むと味が染み込むことなど優秀な伝統食材。今回は、作ったものと、店で売っているも

のの両方を使いました(学校の先生で作ることができる人が何人かおります)。

 昨日につづき、子どもたちは未来に残していきたい南会津の『伝統の味』をしっかりと学び、継承する

力を身につけています。