研究のあゆみ
第3回授業研究(2年)
単元名:自分とくらべて,かんそうを書こう「わたしはおねえさん」
研究の視点と手立て:
視点1 単元で設定したゴールに向かわせるための工夫
視点2 考えの共通点や相違点に気付かせる学習形態の工夫
視点3 考えを深めるための発問の工夫
授業後の考察(事後研究会より)
○ 単元を通した児童の学習計画と教師の指導計画が児童の意欲的な学習態度に繋がった。(学びのプラン)
○ 観点を示した明確な児童同士の対話や教師と児童の対話が児童の主体的かつ深い学びへと繋がった。(学びのスタイル)
○ 発問を通して,叙述に即した読みの深まりが見られた。(学びのコーディネート)
○ 5W1Hの問い返し(学びのコーディネート)
● 問い返し発問をしつつ,発問の精選を吟味する。(学びのコーディネート)
● ペア学習の必要性の検討(学びスタイル)
● まとめに繋がる発問と板書構成を意識した授業づくり(学びのコーディネート)
互見授業②(1年 国語)
先週の5年生に引き続き1年生の互見授業が行われました。1年生の児童にとって校内の教職員が参観する機会は初めてでしたが、終始落ち着いて真剣に学習に取り組む姿が見られました。
①「課題意識のもたせ方の工夫」
②「よりよい対話のあり方の工夫」
③「意欲的に取り組むためのICTの活動」
上記の研究の手立てについてはもちろんですが、授業者のわかりやすい指示や発問、教師のコーディネートなど日々の授業に役立つことがたくさん詰まった授業でした。互見授業の参観やその後の教師間の対話を通して教師の授業力をさらに高めていきたいと思います。
互見授業①(5年 国語)
お互いの授業を参観しながら、技術向上に努めるという目的で「互見授業」を行いました。今回は、5年生の国語の授業です。光るものが随所にあり、日々の授業に役立てることができそうです。
①ICT・板書の活用 ②穴埋めワークシートの有効性 ③指導内容の軽重とタイムマネージメント 等
今後、教科の枠を広めながら、さらに、日常的な普段授業の互見授業を実施する予定です。
第2回授業研究 (4年生)
単元名:気持ちの変化を読み,考えたことを話し合おう「ごんぎつね」
研究の視点と手立て:
視点1 人物の気持ち等を日記に書くという言語活動につなげる場面ごとの読みの学習と展開の工夫
視点2 考えの根拠を確かなものにするための一人学習・協同学習の工夫
視点3 深い学びにつながるワークシートの工夫
授業後の考察(事後研究会より)
〇 教師による丁寧な教材研究が児童の意欲的な学習態度に繋がった。(学びのプラン)
〇 児童の実態に即した単元計画の吟味が児童の主体的な学習へと繋がった。(学びのプラン)
〇 日常の学習訓練を定着や学習形態の工夫が児童の安心した学びへと繋がった。(学びのスタイル)
〇 机間指導における確かな見取り(学びのコーディネート)
● ねらいを明確にした指名計画(学びのコーディネート)
● 情景描写に着目した登場人物の気持ちの読み取り(学びのプラン・学びコーディネート)
● 「言葉による見方・考え方」を意識した授業構想案(学びのプラン)
第1回授業研究 (6年生)
単元名:作品の世界をとらえ、自分の考えを書こう 「やまなし」「イーハトーブの夢」
研究の視点と手立て:
視点1「リーフレットを書くという言語活動につなげる学習展開の工夫」
視点2「主体的・対話的に深く学ぶためのスタイル」
視点3「読みを深める学習課題や発問の工夫」
授業後の考察(事後研究会より)
〇教材研究を丁寧に行ったことで、本時までの1時間1時間が、子ども達の確かな読解力につながった。
〇五月と十二月を対比する上で大切な語句に着目させながら読み進めてきたことで、それぞれのイメージを持つことができた。
〇子ども達が、根拠となる文章をさがし自分の言葉で、説明することができていた。
〇単元を通してまとめてきたリーフレットにより、作品や作者、作者の思いに深く関わることができた。
〇個人、ペア、グループ、全体のどの形態でも、一人一人が目的意識をもって意欲的に活動できた。
●「めあて」「活動」「まとめ」の整合性。
●子どもが主体的に取り組めるようにするためのコーディネートの工夫。(指導15分・学び30分)
●スムーズかつ混乱を招かない活動につなげるための発問、指示の吟味、時間配分等。
第6学年授業研究&事後研究会
単元名 町の未来をえがこう「町の幸福論 - コミュニティデザインを考える」
【授業より】
本単元では、
①意図に応じて、資料を効果的に活用して発表する。
②複数の資料から読み取ったことをもとに、プレゼンテーションを行う。
この2つの力をつけるため本時では、本論1に書かれている内容を読み取りながら、資料の効果について考えることを学習のめあてにして取り組みました。グループ学習では、付箋を活用しながら、グループで集約した内容を視覚的に捉えたり、自分では気付かなかった考えを聞いたりしながら学習に取り組みました。相手や目的に応じて、写真やグラフ、表を使うことで、具体的に説明できたり、文章だけでは説明できない情報を数値で示すことができたりするという資料の効果に気付くことができました。
【事後研より】
○単元を通しての学習内容が明確であり、単元、本時の学習のゴールを意識しながら学習に取り組むことができていた。
○教師による机間指導の励まし、助言、気付き、揺さぶりが、手立てとして有効だった。
○キーワード使ったまとめ方など、至るところに高学年らしさが見られる学習活動だった。
●本論1の内容のつながりから資料の効果について考えさせ方に迫りたい。
●最後に提示したワークシート問題の提示の成果と課題について考え、次に活かしたい。
第4学年授業研究&事後研究会
単元名 くらしの中にある和と洋を調べよう 「くらしの中の和と洋」
【授業より】
この単元でつけたい力は、「くらしの中の和と洋」に書かれていることを、何をどのように比べているかを読み取り、調べたことを目的に応じて引用したり要約したりすることができることです。本時の学習のねらいは、和室と洋室のすごし方の良さについて、文章を引用することで分かりやすくなることを理解することです。モデル文を読みながら、文章構成の特徴を捉え、引用や要約とは何か、そして引用や要約の良さとは何かについて考えながら、本時のめあての達成に向けて学習に取り組みました。また、分からない言葉が出てきたら国語辞典で調べるなど、意欲的に学習する4年生の姿も見られました。
【事後研より】
○実態に応じた学習指導計画が効果的だった。
○教材、教具の準備、提示のタイミングが良く、児童の学習活動がスムーズに行われていた。
○モデル文を色分けして、文章構成を視覚的に捉えさせることができた。
●「児童のつぶやき」や「教師のゆさぶり」についての教師のコーディネートを吟味する。
●「読みの時間」を確保し、確実な読みにつなげる手立てを考える。→読解力の育成
●指導内容、発問、指示の精選をする。
第3学年授業研究
単元名 書き手のくふうを考えよう 「ほけんだより」を読みくらべよう
【授業より】
2つの「ほけんだより」を読み比べ、事柄の取り上げ方や説明の仕方の工夫を読み取る学習に取り組みました。2つの「ほけんだより」を繰り返し読みながら、本時のめあての達成に向けて一生懸命考え、友だちと話し合いながら学習する様子が見られました。特に、ペアでの学び合いでは積極的な意見交流が行われ対話的に学習しながら考えを深めれていました。
事後研からは「児童の思考」「教師のコーディネート」について主に議論され、児童が主体的に学ぶための「学びのプラン」、深い学びのための「学びのコーディネート」について、日常の学習から考えていかなければならないことを教職員で共有しました。
【事後研より】
○机間指導を活かした「意図的指名」が効果的だった。
○ペアや全体での話し合いでは、ワークシートをもとにし、視点が明らかになった対話が見られた。
○実態に合った、意図的な導入が効果的だった。(既習の振り返り、本時の課題)
○実態に合った穴埋め式のワークシートが効果的だった。
●対話をさせる際のスタイルを工夫する。(話し合いの仕方、向き合い方、並び方…)
●児童の思考を深めたり揺さぶったりするための教師のコーディネート(5W1H)
●子ども達の思考に沿った単元計画を吟味する。
●子ども達の思考に沿ったキーワードとなる言葉を工夫する。
伝達講習会
夏休みに参加した各種研修会の伝達講習会を実施しました。
生徒指導、道徳科、そして外国語の最新事情について、具体的な内容を聞かせていただきました。
どの内容も、明日の指導に、今後の評価等に役立てたいと思います。
お忙しい中、準備くださった先生方に拍手を送りました。
第1学年授業研究&事後研究会
単元名 おはなしをよもう「サラダでげんき」
【授業より】
落ち着きの中に1年生らしいかわいらしさが随所に感じられる授業だった。学習訓練が定着しているため、教師の指示を聞いてスムーズに進めることができた。単元を通した一貫した指導が本時の学習を活発なものにしていた。読む・書く・話し合うそれぞれの活動の目的が果たせるようにするためには、継続した地道な指導が必要であり、高学年までつながる系統性を大切にしなければいけないことを感じた。
【事後研より】
〇 りっちゃんに宛てた手紙を書くと言う目的意識をもって読み進めたことで,動物たちがどんなことを教えたのか,なぜそれを 教えたのか読み取り,自分ならどんなことを教えるか,想像を膨らませながら読むことができた。
〇 「入れるもの」「食べたらどうなるか」について,単元を通して同じパターンで進めたことで,サイドラインを引き, ノートにまとめる学習がスムーズかつ確実に行われた。
〇 少人数の良さを生かし,場面ごとの読みを丁寧に行えたことで,子どもたちのつぶやきを取り上げたり,表現の工夫に着目させたりすることができた。
● 終盤の指導内容を検討することで、45分間の指導内容をより充実させることができた。
● ペアだけでなく、全体での自由な交流ができるよう、日常的な指導が必要だと感じた。子どもたちの自由な発想の広がりにもつながったのではないか。
第3学年授業事前説明会
9月20日に予定されている3年生の授業の事前説明会が行われました。昨年度の授業の課題をふまえた検証授業の形で計画されました。子どもを動かす発問や指示、ワークシートの工夫など、コーディネートの在り方について熱心に話し合われました。
第5学年授業研究&事後研究会
単元名 書き手の意図を考えながら新聞を読もう 「新聞記事を読み比べよう」
【授業より】
読む・書く・話す(伝える)活動がバランス良く組み込まれた高学年らしい授業だった。本校の「指導15分、学び30分」の指導過程により、ペアやグループでの活動も積極的に行われていた。深い学びにつながる発問や指示、根拠を提示しながらの発表等々、コーディネートの大切さを感じさせられた。
【事後研より】
本校の事後研は、互いの学び合いを生かすためワークショップ型協議を取り入れている。
〇「主役」というキーワードが、読み取りのポイントとなって、活動がスムーズだった。
〇一人一人の読み取り、ワークシートへのまとめがしっかりできていた。
〇ペア⇒グループでの話し合いがとても有効で、目標に迫る活動につながった。
〇等質のグループ編成は、本時の話し合い活動に有効だった。
●前時でまとめたワークシートを、全体で確認した(10分)が、後半のグループの話し合いに回した方がよかった。
●めあてを明確に理解させるための発問と活動の工夫をする。(教材研究の大切さ)
●話し合いの根拠を明確にする。(教材文やワークシートに戻る)
第5学年授業事前説明会
来週に控えた5年生の研究授業を前に、説明会が行われました。学級の実態に合わせて考えられた本時の手立てについてなど、参加した先生方から活発に意見が出されました。教材文をもとに、児童にどのような力をつけさせるか、さらに検討を重ね、1週間後の授業に臨みます。
第6回授業研究(1年生)&事後研
今年度の研究授業のトリは1年生。終始落ち着いた雰囲気で、子どもたちの成長を感じる授業となりました。今回は説明文「いろいろなふね」の「ぎょせん」について読みました。単元を通して①やくめ②つくり③できることについて、サイドラインを引き、ワークシートにまとめてきたため、とても意欲的に学習に取り組んでいました。ペアでの交流の場面では、「ぼくはここに引いたよ」と教科書を見せ合いながら、楽しそうに話し合う姿があちこちで見られました。事後研究会では、きめ細かな準備、丁寧な指導がとても有効だったこと、そして、低学年における「教えること」「考えさせること」の見極めの難しさなどが話題にあがりました。今年度は、教師のコーディネートの重要性について研究の視点にあげていますが、学年、単元、場面等々、その状況に応じたコーディネートが重要であり、とても難しいことが改めて分かり、次年度への課題も見えて授業研究となりました。
第5回授業研究事後研究会
先週実施した5年生の授業の事後研究会を実施しました。高学年の指導におけるコーディネートはどうあるべきかを、視点に基づきながら話し合いました。「問いかけ」と「ゆさぶり」の違いは?用語「観点」のおさえ方は?既習事項「箇条書き・サイドライン・抜き出し」の指導は?教材も難しくなり、さらに個人差も大きくなってくる高学年の授業におけるコーディネートを有効に行うことの大切さを改めて実感しました。黒板前に集まっての話し合い、個人用のホワイトボードの活用等々、学習訓練も含め5年生の成長を随所に感じる授業だったと、ご指導がありました。「国語の指導は難しいですね」授業者の一言が印象的でした。
第5回授業研究(5年生)
5年生は、説明文「和の文化について調べよう」を観点を見つけながら読むという授業を行いました。ホワイトボードやネームプレートを使って読み取ったことの交流を行っていました。長い文章を、段落のまとまりを手掛かりに読み進めていましたが、内容が複雑で、やや戸惑う子どもも見られましたが、友達の発表を聞きながら、本時のめあての「観点3」に気づくことができたようです。授業後半で提示した実物にも興味を示し、有効でした。授業者の意図した「ゆさぶり」や「チョークによる色分け」に関しては、事後研の話題になりそうです。※事後研は後日実施
食育は楽しさ&継続 (学習会)
現職教育の学習会で、保健主事の神内先生から栄養に関する楽しい歌と肥満予防に向けてのポイントを教えていただきました。楽しい歌「えいようのうた」に合わせ、赤・黄・緑の栄養素に気づかせたり、偏食の改善に努めさせたりすることが、特別な食育ではなく普段の給食指導の中で行うことが大事ということです。本校には、栄養士も栄養教諭もいませんが、本日紹介してもらった歌を給食時に流すことで、子どもたちの意識もきっと変わっていくはずと感じました。
指導力向上&体力向上&リフレッシュ! (学習会)
本日体育の実技研修(伝達講習会)を実施しました。体育主任の佐々木先生を講師に、足が速くなる準備運動、ボール運動の基礎、縄跳び等々、学年に応じた内容を実技を通しながら教えてもらいました。日々の忙しさ、若干の運動不足を解消する上でも、貴重な時間となりました。自己肯定感を高め、やる気を育てる上で言葉掛けが重要という説明がありましたが、「難しいのにできて素晴らしい!」こんな言葉を受け、満面の笑みを浮かべながらの実技研修でした。
第4回授業研究(2年生)
2年生の「名前を見てちょうだい」の授業研究が行われました。単元の導入から、子どもたちの感想や想いを大切に丁寧に指導してきたことが分かる授業でした。一人一人が、登場人物になりきって、上手に音読ができました。様子や会話を読み取るためのサイドラインやワークシートもとても有効でした。音読練習の際には、登場人物のお面をかぶり、うれしそうな2年生らしい表情がたくさん見られました。
第3回授業研究(6年生)&事後研究会
6年生の「海のいのち」の授業です。「物語が自分に最も強く語りかけてきたことを短い言葉でまとめる。」という目標に向け、山場の場面を読みました。今回は、児童一人一人が作品としっかり向き合うため、ペアやグループといった形態を取らず、教師のコーディネート力を駆使し、主人公太一と瀬の主の関係を読み取らせました。6年生の集中力と学習訓練の素晴らしさに参観者が随所に光る授業となりました。事後研では、指導計画の時数について話題に上がり、シンプルに捕らえさせ児童の感じ方を優先することと、丁寧に指導をし深く読みとらせることのメリット等について熱心に協議しました。
第2回授業研究事後研究会
3年生の授業の事後研究会を行いました。A・B、2班に分かれワークショップ型の研究会です。「ちがい」「内容」「事柄」といった言葉を的確に3年生の子どもたちに理解させるのは難しいことが話題になりました。国語科の指導をする上では、教科書に記載されている表現を大切にしながら、指導案の検討を重ねてきましたが、子ども達の実態把握の大切さを改めて感じさせられました。机間指導をしながら、ワークシートに花丸や番号を書き込んでいったことで有効な意図的指名につながったという成果も出されました。学期末の忙しい時期にもかかわらず、熱い意見の交流が時間を忘れて行われました。
第2回授業研究(3年)
国語科で2つの保健だよりを読みくらべ、表現の仕方のちがいを見つける学習に取り組みました。前時までにそれぞれの保健だよりを丁寧に読み進めてきたことで、本時の学習にも意欲的な3年生でした。たくさんの先生方の視線を浴びながらも、ワークシートにまとめたり、早く終わった子ども同士で意見の交流をしたりと、暑さも緊張感も感じさせない集中ぶり。「机間指導と意図的指名」、子どもたちの考えをつなげていく「教師のコーディネート力」等々、今回見つかった成果と課題を3回目以降の授業研究につなげていきたいと考えます。ICTと教科書の拡大図等、教材教具の準備も万全の授業でした。
第1回授業研究 (4年)
第1回目の授業研究は4年生の「走れ」です。自分が読み取った内容から気持ちを想像し、友だちに考えを伝えるための方法として、ペアによる話し合いと、全体でのフリートークを位置づけました。自作のワークシートも読みを深めたり、考えをまとめたりする上で有効でした。子ども達の話し合いをより活発にするための教師のコーディネートがとても大切だと言うことを気づかされた授業となりました。
第5回授業研究事後研究会
授業を見る視点ごとに3つのグループにわかれて、今回の授業について協議しました。
ICTの有効性(導入での映像の活用、タブレットPCで撮影を通しての助言)、子ども同士の関わり合い(アドバイス、励まし)の大事さ、複数の教師で子ども達をみる必要性について、多くの意見が出されました。
第5回研究授業(6年生体育)
「友達との見合い教え合いを通して、自己の課題に向かって学ぶことができる授業」をテーマに、6年生の体育「跳び箱運動」で台上前転に取り組みました。
「指導15分」として、台上前転の手本の動画をスローにしたり静止させたりしてポイントを確認しました。また、技のポイントがかかれた掲示物をつかって、自分の課題を意識させていました。
「学び30分」では、友達の動きを見て互いにアドバイスし合いました。タブレットPCで撮影したものを基に自分の技を確認したり、友達に助言したりと効果的に活用していました。
第四回授業研究事後研究会
先日の四校連絡協議会の分科会を受けて、第四回授業研究の「成果」と「課題」を整理し、これからの授業にどう生かしていくかについて話し合いを持ちました。
「実態を基に」「指導事項の焦点化」「学びの連続性」等、これからの本校の研究につながりそうなキーワードが出されました。
第4回研究授業(えがお学級自立活動)
「個々の実態に応じた手立てを通して意欲的に制作活動に取り組む授業の在り方」をテーマに、秋の木の実など自然の物を生かしてリース作りをしました。
リースを作るという活動は同じですが、4名の子ども達の実態が違うので、それぞれの目標・手だて・支援方法と個々に応じた配慮がなされた授業でした。
四校連絡協議会の分科会では、この授業の様子を録画したものを先生方で視聴し、話し合いがなされました。
第4回研究授業(6年生理科)
「既習を生かして実験に取り組み、てこのきまりを主体的に探る授業の在り方」をテーマに、6年生がてこのつりあいの実験に取り組みました。
「指導15分」の手立てとしては、前時に使用した板書を生かして実験の手順を確認し、実験にたっぷり時間をとれるようにしました。
「学び30分」の手立てとしては、スモールステップで実験に取り組めるようワークシートを工夫したり、グループごとに実験結果を交流する時間を設けたりしました。
第4回研究授業(5年生外国語活動)
「定型の言い方を多くの活動の中で使うことを通して、主体的に学ぶことができる授業」をテーマに、“What's this? It's a ~”の言い方にたくさん触れる授業を展開しました。
「指導15分」の手立てとして、フラッシュカードやキーワードゲームをリズムやテンポよく行うことで意欲化を図りました。
「学び30分」の手立てとして、シルエットクイズ、漢字クイズ、ピクチャークイズ、パズルクイズと多様なクイズ活動で英語表現に慣れ親しめるようにしました。
第4回研究授業(2年生国語)
「クイズを通して読みを深め、伝え合う力をつける授業の工夫」をテーマに、「ビーバーの大工事」を読んで、「動物のひみつクイズ」を作りました。
「指導15分」の手立てとして、単元を貫く言語活動にクイズ作りを設定しました。工夫を凝らしたワークシートを基に、子ども達は思い思いのクイズを作るなかで、文章の中心を読み取っていました。
「学び30分」の手立てとして、クイズを練り上げるグループを意図的に編制したり、グループごとにクイズを出し合ったりして、楽しい学びの時間となりました。
第3回研究授業事後研究会
授業の視点ごとに2グループにわかれ、Yチャートをつかいながら話し合いをもちました。
学習訓練などの今までの指導が生きており学習がスムーズになされていたこと、ペア学習に代表される学び合いの場面での、教師の見取りやコーディネートの巧みさについて話題になりました。
第3回研究授業(国語1年生)
「人物の行動や会話に着目して、場面の様子や気持ちを読み取る力を育てる授業のあり方」をテーマに、「サラダでげんき」というお話をもとに1年生で国語の授業が行われました。
「指導15分以下」では、教材文にサイドラインを引いたり、読み取った内容を表にまとめたりして、読みを深めました。また、大事な言葉を動作化したり言い換えたりして、音読につなげました。
「学び30分以上」では、ペアになってサイドラインの場所を検討したり、登場人物になりきって役割読みしたりして、子ども達同士が関わり合いながら学ぶことができました。
第二回研究授業事後研究会
今回も3つのグループにわかれてワークショップ型の事後研究会を開きました。
和気あいあいとした雰囲気の中、視点を絞った話し合いがなされ、授業の成果・課題を出し合いました。
子ども達が交流する場面で、教師が子ども達の動きをコーディネートしていくことで、より学びを深めることができるのではないか等、建設的な意見がたくさんあり、今後の授業改善につながりそうです。
第二回研究授業(算数4年生)
「児童同士の交流を通して、どの児童も計算の仕方を説明できるようになる授業の在り方」をテーマに、4年生の算数「わり算の筆算を考えよう」という単元で授業展開をしました。
「指導15分」では、どの子も自分で問題が解けるように、今まで学習した方法(図・筆算等)を想起させて、解決への見通しをもたせていました。また、教師が一人一人の様子を見取り、助言をしたり、ヒントカードを渡したりして、きめ細かく支援していました。
「学び30分」では、解決できた子同士で自分の考え方を説明し合ったり、困っている子に助言したりと、交流しながら互いに学び合う姿が見られました。
南会津町に新しく導入されたICT(電子黒板)をスマートに使いこなしながら、授業のねらいに迫ることができました。
第一回研究授業事後研究会
3つのグループにわかれて、今回の授業についてそれぞれの視点で話し合いをもちました。
模造紙に、授業を参観して気付いたことが書かれた付箋をはりながら、「成果・課題・次に生かすために」という観点で、活発な協議がなされました。
先生方が、授業改善のために、互いに学び合う姿が見られました。
第一回研究授業(算数3年生)
「あまりのあるわり算の意味を確実にするための指導の工夫」をテーマに授業を展開しました。
「指導15分」では、初めて目にした「わりきれないわり算」を、今まで学習してきたことを使って、どのように解いていくか見通しを立てさせたり、図と計算を関連づけて理解を深めさせたりしました。
「学び30分」では、子ども達が、自分の考えをペアで説明し合ったり、黒板の前で友達の考えを説明したりしました。
どの子も、式がわりきれるのか、わりきれないのか判断することができるようになりました。
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