荒海中情報

2019年8月の記事一覧

防災教育に力を入れています②

8月30日(金)「震災避難者を取材して」
 たじまケーブルテレビジョンの 阿部徳子 先生をお招きし、「南会津と東日本大震災」について、お話しを頂きました。
 中学2年生(14名)と小学6年生(14名)が学びました。震災というと南会津とは、あまり関係がないと思っていた生徒・児童にとっては、あらためて知ることがたくさんありました。阿部先生はCATVで、当時取材した地震発生時の南会津町内の映像や、南会津町で行われた支援活動、避難してきた人たちのインタビューなどの動画をもとに、そのなかで阿部先生自らが思ったことや感じたことをお話し頂きました。
 お話しの最後に、阿部先生から「(震災を教訓に)自分の出来ることを考えて下さい。」との問いかけを頂き、深く考えさせられた時間となりました。

防災教育に力を入れています①

 本年度、荒海中学校と荒海小学校は、福島県教育員会より「地域と共に創る放射線・防災教育推進事業」の指定を受け、小中連携の中で、地域の素材を活用した「防災教育」のあり方について取り組んでいます。
 まだ事業推進の途中ではありますが、ここまでの取組について、地域の素材を積極的に活用した事例を報告します。

6月21日(金)「地域の災害史を学ぶ」
 奥会津博物館の奥会津文化財等研究員 渡部康人 先生をお招きし、南会津地域の災害の歴史について、お話しを頂きました。
 中学生全員(52名)と小学5年生(22名)が学びました。渡部先生からは、歴史古文書を読み解くことにより分かる、荒海地区のみならず南会津全域の災害の歴史や、渡部先生自らが聞き取りをしてきた、只見町や下郷町の被災者の体験談の紹介など、盛りだくさんの素晴らしいお話しを頂きました。
 お話しの最後に、渡部先生から「みなさんは、災害から命を守り、災害が起きたとき、地域にどう関わったらよいのか考えてみましょう。」との問いかけがあり、今年一年間の防災教育を学ぶ視点を頂きました。

第2回避難訓練

 8月30日は、「シェイクアウトふくしま(県下一斉安全確保行動訓練)」が実施される日です。本校では、この趣旨に賛同し、「第2回避難訓練」を実施しました。
 11:00に、防災教育担当からの校内緊急放送により、大規模地震発生時の想定の下、自分の身を守るために「①まず低く、②頭を守り、③動かない」という基本的な安全確保行動をとる指示が出されました。
 各学年、授業中ではありましたが、即座に行動することが出来ました。

南会津郡英語弁論大会

 8月27日(火)、御蔵入交流館で第48回南会津郡中学生英語弁論大会が開催されました。
 本校からは、暗唱の部に渡部葉月さん、渡部太輔くん、渡部智哉くんが、創作の部に仲川結登くんが出場しました。
 4人とも、夏休み中の練習の成果と、顧問の室井先生・スコット先生の熱心なご指導により、大変落ち着いた発表をすることが出来ました。
 結果は暗唱の部で渡部智哉くんが1位、 渡部葉月さんが3位となりました。智哉くんは、9月6日(金)に伊達市で開催される県大会への出場権を獲得しました。

第2学期スタート

第1学期の終業式の翌日から37日間あった長期休業も終わり、8月26日(月)から、第2学期がスタートしました。
休み中、事故なく・ケガなく、全員が登校できたこと何よりもうれしく思います。
第2学期始業式では、校長式辞や夏休み中の表彰報告、英語弁論大会へ向けての発表などが行われました。
第2学期は、修学旅行、職場体験、駅伝大会、新人戦、文化祭等々と行事が盛りだくさんです。
生徒の皆さんの活躍を期待しています。