荒海中情報

カテゴリ:授業の様子

TTTで、TT授業

 荒海中学校は、田島地区連携型中高一貫教育の一環で、中学教員が田島高校へ、高校教員が中学校へと、原則英語と数学の教科で、年に数回相互に訪問し授業を行っています。
 このことを受け、本校では英語の教員が加配で1名配置されています。英語の教員が加配されていると、時にはTTT授業が実現することがあります。
 TT授業とはティーム・ティーチング(Team Teaching)を意味しますが、通常2名体制で行うパターンが多いです。荒海中学校の場合は、時には「TTT」で「TT授業」を行うのです。

 「TTT」とは、そうです「Three Teachers Teaching」です。贅沢な時間ですね。一人一人を大切にした、きめ細やかな指導に結びつけていきます。

防災教育出前講座

 本年度、荒海中学校と荒海小学校は、福島県教育委員会より「地域と共に創る放射線・防災教育推進事業」の「実践協力校」の指定を受けました。

 今年一年、「小中連携」「地域に根ざす」といった視点を持って、防災教育の実践を深めていく予定です。

 今日は、その第一弾として、福島県南会津建設事務所の担当者と砂防ボランティアの方々をお招きし、「防災教育出前講座」を開催しました。
 南会津で発生した水災害や土砂災害を実例に、その発生時の特徴や身を守る方法を学び、ハザードマップを見ての危険箇所確認などを行いました。

 お話しの中で出た、災害時の「自助・共助・公助」の考え方は、今後の防災学習を深めていくヒントになると思いました。

特別非常勤講師 書写授業

特別非常勤講師で、本校の卒業生でもある阿久津虎一先生をお招きし、今年も書写の授業を行っています。

今週、そして12月にも授業を行う予定です。

生徒たちも小学校の時から、虎一先生のご指導を受けてきた者が多数います。

本校は、虎一先生のご指導を受け、昨年度、県たなばた展で“最高学校賞”、県書きぞめ展で“優秀学校賞”をいただいております。

今年度も一層、書写の授業に力を入れていきたいと思います。

放課後学習会

 家庭学習を進めていくために、生徒は「自己マネジメント力」を身につけることが大切であると言われます。「自己マネジメント力」とは、「R-PDCAサイクルを通して、自分で学習や生活を改善する力」です。(ふくしまの「家庭学習スタンダード」)
 本校でも、この「自己マネジメント力」の育成を目指し、さまざまな取組をしています。

 そのひとつが、月1回以上のペースで開催する「放課後学習会」です。ノー部活デーの放課後、生徒たちは思い思いの勉強用具を持ち寄り、多目的スペース(ななもりホール)に集まります。

 そこで自主勉強を始めるのです。教科書を開き英語の予習をする生徒、数学の問題集に取り組む生徒、進路対策の学習教材にとりくむ生徒 と実にさまざまです。

 その中で本校が大切にしたいと思っているのが、①他者の学びの様子を見ること、②相互に聴き合い・教え合うこと、③教師に質問すること です。

 「R-PDCAサイクル」には、それを動かすための「原動力」が必要だと考えます。わずか月1回の「放課後学習会」ですが、サイクル活動を上手に動き出させる。活動を維持するための一助になればと考えています。