荒海中情報

カテゴリ:授業の様子

校内授業研究会

 荒海中学校では授業力向上を目指し、年間研究テーマを決め、一人2回の授業研究(要請訪問形式、互見授業形式、公開授業形式、新採用研修の中で)を開催しています。今年のテーマは「多面的・多角的な見方・考え方を深める授業の工夫」です。
 昨日は、国語科の研究授業を行いました。テーマに迫るための工夫として、「比較読み」「並行読書」などの取り組みを行いました。

書写教室

 先週末から今週にかけて、全学年を対象に、特別非常勤講師の阿久津虎一先生をお招きし、書写教室を開催しています。
 3年生は「技術革新」、2年生は「伝統工芸」、1年生は「海辺の光」の作品を虎一先生のご指導の下、それぞれ3時間かけて書き上げました。

イベントいっぱいの日① <郷土料理教室>

 11月28日(木)1年生は、地域人材のご協力を得て、郷土料理教室を開催しました。

 例年、講師としてお招きしている、中川さん、渡部(福)さん、遠藤さん、渡部(俊)さんのご指導を頂きながら、家庭科の時間に「しんごろう」と「くじら汁」を調理し会食しました。

 生徒たちは郷土の伝統料理をお腹いっぱいになるまでいただきました。

 ご指導いただきました4名の先生方、本当にありがとうございました。

保健体育授業研究会

 11月20日は、南会津教育事務所の山内指導主事をお招きし、保健領域の授業研究会を開催しました。今回は、本年度新採用の小林養護教諭の研修も兼ね、体育教師と教護教諭のTTによる授業でした。
 授業で取り扱う単元も「心身の機能の発達と心の健康」の中の異性に関わる内容であり、養護教諭との協力が欠かせない授業です。
授業終了後は、山内指導主事からのご指導を頂きながら、 和やかな雰囲気で反省会を行うことができました。

 

1年調理自習

 家庭科の授業の楽しみのひとつに、調理実習があります。今回は1年生の調理実習の様子です。指導担当は教頭先生。なかなか慣れない調理実習に教頭先生は朝から気合いが入っていました。

 授業中(実習中)は、調理室から笑い声が近くの校長室まで聞こえます。とても楽しい授業だったようです。
 次回は、地域の方をゲストティーチャーとしてお招きし、郷土料理の調理自習を行う予定です。

心肺蘇生法講座

 福島県立医大の田勢長一郎先生をお招きし、「心肺蘇生法講座」を2年生が受講しました。
 AED(自動体外式除細動器)の使用法を中心に、使用に際しての心構えについてもお話しいただきました。生徒たちは、講師先生の軽快な口調に思わず引き込まれ、真剣に取り組んでいました。
 これも本年度取り組んでいる防災教育と関連があると考えさせられました。

新規採用養護教諭研修 研究授業

 本校には、本年度新採用の養護教諭が配置されています。
 今日は、校内研修の一環として2学年の学級活動の時間に、担任と一緒に「性教育」の授業を行いました。
 今日のテーマは「異性とのかかわり」です。ブレインストーミングの手法を活用し、生徒たちの様々な意見を引き出し、楽しい授業にすることができました。
 新規採用職員のみならず、学校全体で授業改善に取り組もうとしています。

防災教育に力を入れています②

8月30日(金)「震災避難者を取材して」
 たじまケーブルテレビジョンの 阿部徳子 先生をお招きし、「南会津と東日本大震災」について、お話しを頂きました。
 中学2年生(14名)と小学6年生(14名)が学びました。震災というと南会津とは、あまり関係がないと思っていた生徒・児童にとっては、あらためて知ることがたくさんありました。阿部先生はCATVで、当時取材した地震発生時の南会津町内の映像や、南会津町で行われた支援活動、避難してきた人たちのインタビューなどの動画をもとに、そのなかで阿部先生自らが思ったことや感じたことをお話し頂きました。
 お話しの最後に、阿部先生から「(震災を教訓に)自分の出来ることを考えて下さい。」との問いかけを頂き、深く考えさせられた時間となりました。

防災教育に力を入れています①

 本年度、荒海中学校と荒海小学校は、福島県教育員会より「地域と共に創る放射線・防災教育推進事業」の指定を受け、小中連携の中で、地域の素材を活用した「防災教育」のあり方について取り組んでいます。
 まだ事業推進の途中ではありますが、ここまでの取組について、地域の素材を積極的に活用した事例を報告します。

6月21日(金)「地域の災害史を学ぶ」
 奥会津博物館の奥会津文化財等研究員 渡部康人 先生をお招きし、南会津地域の災害の歴史について、お話しを頂きました。
 中学生全員(52名)と小学5年生(22名)が学びました。渡部先生からは、歴史古文書を読み解くことにより分かる、荒海地区のみならず南会津全域の災害の歴史や、渡部先生自らが聞き取りをしてきた、只見町や下郷町の被災者の体験談の紹介など、盛りだくさんの素晴らしいお話しを頂きました。
 お話しの最後に、渡部先生から「みなさんは、災害から命を守り、災害が起きたとき、地域にどう関わったらよいのか考えてみましょう。」との問いかけがあり、今年一年間の防災教育を学ぶ視点を頂きました。

要請訪問

 要請訪問とは、南会津教育事務所指導主事や南会津町教育委員会学校教育指導員の先生方をお招きし、授業参観を通じて、日頃の授業実践についてのご指導を頂く、教員にとってとても大切な研修の機会です。

 6月28日(金)は、本校の要請訪問でした。本校の今年の授業実践テーマ(現職教育研究主題)は、「多面的・多角的な見方・考え方を深めるための授業の工夫」です。

 お招きした先生方のご指導をしっかりと受け止め、今年一年、いっそうの授業改善に取り組んでまいります。

TTTで、TT授業

 荒海中学校は、田島地区連携型中高一貫教育の一環で、中学教員が田島高校へ、高校教員が中学校へと、原則英語と数学の教科で、年に数回相互に訪問し授業を行っています。
 このことを受け、本校では英語の教員が加配で1名配置されています。英語の教員が加配されていると、時にはTTT授業が実現することがあります。
 TT授業とはティーム・ティーチング(Team Teaching)を意味しますが、通常2名体制で行うパターンが多いです。荒海中学校の場合は、時には「TTT」で「TT授業」を行うのです。

 「TTT」とは、そうです「Three Teachers Teaching」です。贅沢な時間ですね。一人一人を大切にした、きめ細やかな指導に結びつけていきます。

防災教育出前講座

 本年度、荒海中学校と荒海小学校は、福島県教育委員会より「地域と共に創る放射線・防災教育推進事業」の「実践協力校」の指定を受けました。

 今年一年、「小中連携」「地域に根ざす」といった視点を持って、防災教育の実践を深めていく予定です。

 今日は、その第一弾として、福島県南会津建設事務所の担当者と砂防ボランティアの方々をお招きし、「防災教育出前講座」を開催しました。
 南会津で発生した水災害や土砂災害を実例に、その発生時の特徴や身を守る方法を学び、ハザードマップを見ての危険箇所確認などを行いました。

 お話しの中で出た、災害時の「自助・共助・公助」の考え方は、今後の防災学習を深めていくヒントになると思いました。

特別非常勤講師 書写授業

特別非常勤講師で、本校の卒業生でもある阿久津虎一先生をお招きし、今年も書写の授業を行っています。

今週、そして12月にも授業を行う予定です。

生徒たちも小学校の時から、虎一先生のご指導を受けてきた者が多数います。

本校は、虎一先生のご指導を受け、昨年度、県たなばた展で“最高学校賞”、県書きぞめ展で“優秀学校賞”をいただいております。

今年度も一層、書写の授業に力を入れていきたいと思います。

放課後学習会

 家庭学習を進めていくために、生徒は「自己マネジメント力」を身につけることが大切であると言われます。「自己マネジメント力」とは、「R-PDCAサイクルを通して、自分で学習や生活を改善する力」です。(ふくしまの「家庭学習スタンダード」)
 本校でも、この「自己マネジメント力」の育成を目指し、さまざまな取組をしています。

 そのひとつが、月1回以上のペースで開催する「放課後学習会」です。ノー部活デーの放課後、生徒たちは思い思いの勉強用具を持ち寄り、多目的スペース(ななもりホール)に集まります。

 そこで自主勉強を始めるのです。教科書を開き英語の予習をする生徒、数学の問題集に取り組む生徒、進路対策の学習教材にとりくむ生徒 と実にさまざまです。

 その中で本校が大切にしたいと思っているのが、①他者の学びの様子を見ること、②相互に聴き合い・教え合うこと、③教師に質問すること です。

 「R-PDCAサイクル」には、それを動かすための「原動力」が必要だと考えます。わずか月1回の「放課後学習会」ですが、サイクル活動を上手に動き出させる。活動を維持するための一助になればと考えています。 

環境教室

福島県浄化槽協会から講師の先生をお迎えして環境教室を実施しました。

 

南会津環境整備協業組合の方々と南会津町水道課の方も来て下さり、生徒の活動を支援してくださいました。

 

 はじめに生活排水処理についての説明を聞き、その後、食物連鎖と関連づけて、微生物の観察を行いました。

  

3年生の理科では、食物連鎖や生態系について学習します。

今回は、自然界における分解者である微生物について、実際に観察をしながら理解を深めることができました。

 

県浄化槽協会の鴫原様、棚木様、南会津環境整備協業組合のみなさま、町水道課のみなさま、お忙しいなかありがとうございました。

郷土料理実習【1学年】

1学年の家庭科の授業で、郷土料理を作りました。

 

メニューは「しんごろう」と「豚汁」です。

講師として、仲川勢子さま、遠藤和子さま、星レエ子さま、渡部福雄さま、渡部俊夫さまをお招きし、作り方・焼き方を教えていただきました。

  

できた「しんごろう」と「豚汁」はおいしくいただきました。漬け物も準備してきてくださり、こちらもおいしくいただきました。

  

初めてしんごろうを作ったり、食べたりした生徒もおり、貴重な体験となりました。

生徒のみなさんには、地域に伝わる伝統の味を引き継いでほしいと思います。

 

5名の講師のみなさま、このたびはありがとうございました。